賃貸物件にはほとんどの所に敷金・礼金が必要になります。

敷金とは、住むための費用ではなく、退去する際に必要な原状回復費用です。担保金とでもいえばいいのでしょうか。生活をしている間に部屋も少しずつ傷んできます。これを自分が退去した後の次の入居者に引き継がれるとしたら、自分が入居者の立場だったら嫌ですよね。そのために現状回復といったクリーニングを行う費用になります。クリーニングが必要ないくらいにきれいに使っているほど退去時に戻ってくる金額は大きくなります。満額戻ってくるということはまずありません。

礼金とは、借りる部屋の大家さんにお礼として支払います。完全な御礼として払われるため、退去時でも戻って来ません。元々、家賃を払う前提で借りているので何の意味があるのか誰もが分かっていませんでしたが、最近では、礼金がないという物件も多くなっています。それも当然ですよね。

これに手数料等を含んでいわゆる「初期費用」というのですが、合計で家賃2～3か月分になってしまいます。かなりまとまった金額になりますので、気に入った物件があったとしてもこれがネックとなって入居のチャンスを逃してしまうこともあり、そういった時に便利なのがクレジットカードで初期費用を払える不動産屋さんです。例えばこちらの博多の賃貸業者さんなんかは、ホームページ内に大きくページを用意してクレジットカードで初期費用支払い可能と告知してくれています。こういう不動産屋さんは結構ありますので、同じ物件を借りる場合でも、クレジットカード利用可能な不動産会社で借りると人気物件の競争にも勝てるはずです。

クレジットカードが不動産会社で使えるなんて初耳だった人もいるはずです。参考になりましたか？